中南米原産の灌木、ランタナも暑さにめげずに咲き続けます。温暖傾向の最近は当地でも屋外で越冬するようになりました。
ランタナは開花途中に色変わりするので、七変化ともいわれます。日当たりの良い肥沃地なら成長が良いので、ひとしきり咲いたら結実を避けて切り返すと若返って、またよく咲き続けます。
熱帯から亜熱帯地方ではランタナが野生化して、厄介ものにされているようです。よくあることですが、種子は有毒ですが果肉には毒が無いので、野鳥によって繁殖するようです。
花に蜜が多いので、蝶が集まります。当地では、ランタナを軒下で栽培すると冬中も開花するので、南国から来たか、成虫で越冬する蝶が訪れます。南国の花も昆虫と共に北上しています。
ここ4,5年、我が家ではコバノランタナを鉢植えにしている。上は今年植えた苗で、まだ株が弱い。軒下で越冬させると、次の年は旺盛に伸びて見ごたえがあります。鉢植えにしてみると、意外に乾燥に弱く、真夏は朝夕二回の潅水が必要です。なお、コバノランタナは花の色変りがありません。