昨日は外構の設計に多くの時間を使いました。明日から入院しますので、来週には出てきますが、しばらくお客様・スタッフ・関係者の皆様、ご迷惑かけます。
さて、芝生は土に比べ夏の時期は10度ほど気温を下げるといわれます。
芝生からは、活動期一日5mml/m2つまり1平方メートルから5リットルの水が、蒸発していることになり、このときの気化熱で気温が下がる仕組みです。樹林帯と比べてもこの効果は大きいものがあるという研究結果も出ています。
一日5mm/m2というと、月で150mmということになります。月別の降雨量をみると、150mmを超えるのは、6月、7月、9月です。この時期は芝が必要とする以上に雨が降っていることになります。梅雨のピーク1ヶ月は一月で300mm降ります。
この余った水が芝の生育を不良にする原因となります。これらの余った水は、芝にとって害となりますので、速やかに芝のしたの土壌から排水する必要があります。
そのための表面排水や地下排水設備が、芝生地に使われている理由です。