食品衛生 パブリックコメント募集
テーマ:ブログ
2012/01/25 10:34
食品衛生 パブリックコメント募集
食品の放射性物質の新たな基準値。
今回、新たに基準を見直すことになったのは、「放射性セシウムの検出が下がった」ことで、基準を引き下げても「わが国の食糧供給上、問題がなくなったから」だそうです。「健康影響を考慮して」という理由ではない。
1月16日、都内で「食品中の放射性物質対策に関する説明会」がありました。食品中の放射性物質の新たな基準値について、国の見解を聞けるので、会
場は満席です。
4月から、食品の基準は500から100ベクレル/kgに下がる予定ですが、参加者からは「100ベクレルでもまだ高い!なぜもっと下げられないのか」という意見が多く出ました。放射性物質による健康影響についての説明がありましたが、ガンについてのリスク評価ばかり。低線量域での影響は「よくわからないので、影響は無いものとしている」ように感じました。遺伝的影響についても「ヒトでの調査では見られていない」として無視。役人にとって面倒なことが起こる内容の文献は「被ばく線量の推定が信頼できない」「調査研究手法が不適切」などと理由をつけて、参考にしないのです。
◇食品と暮らしの安全基金からパブリックコメントへ意見を提出
食品の放射性物質の新たな基準値について厚生労働省がパブリックコメントを求めたので、私たちは、遺伝的な悪影響を防ぐため、1月17日に意見を提出しました。放射能の遺伝的な影響には閾値がないこと、日本人という集団への影響を最小限にするため、食品も飲料もすべて1ベクレル/㎏にして、基準を超えた食品の補償を東京電力にさせるべきと主張する内容です。
安全基金のホームページ(http://tabemono.info/)に、全文を掲載しています。
皆さんも意見を寄せてください。
NPO法人 食品と暮らしの安全基金 丸田 晴江
◆厚労省/食品衛生 パブリックコメント
「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令の一部を改正する省令及び食品、添加物等の規格基準の一部を改正する件(食品中の放射性物質に係る基準値の設
定)(案)等に関する御意見の募集について」
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=495110333&Mode=0
食品の放射性物質の新たな基準値。
今回、新たに基準を見直すことになったのは、「放射性セシウムの検出が下がった」ことで、基準を引き下げても「わが国の食糧供給上、問題がなくなったから」だそうです。「健康影響を考慮して」という理由ではない。
1月16日、都内で「食品中の放射性物質対策に関する説明会」がありました。食品中の放射性物質の新たな基準値について、国の見解を聞けるので、会
場は満席です。
4月から、食品の基準は500から100ベクレル/kgに下がる予定ですが、参加者からは「100ベクレルでもまだ高い!なぜもっと下げられないのか」という意見が多く出ました。放射性物質による健康影響についての説明がありましたが、ガンについてのリスク評価ばかり。低線量域での影響は「よくわからないので、影響は無いものとしている」ように感じました。遺伝的影響についても「ヒトでの調査では見られていない」として無視。役人にとって面倒なことが起こる内容の文献は「被ばく線量の推定が信頼できない」「調査研究手法が不適切」などと理由をつけて、参考にしないのです。
◇食品と暮らしの安全基金からパブリックコメントへ意見を提出
食品の放射性物質の新たな基準値について厚生労働省がパブリックコメントを求めたので、私たちは、遺伝的な悪影響を防ぐため、1月17日に意見を提出しました。放射能の遺伝的な影響には閾値がないこと、日本人という集団への影響を最小限にするため、食品も飲料もすべて1ベクレル/㎏にして、基準を超えた食品の補償を東京電力にさせるべきと主張する内容です。
安全基金のホームページ(http://tabemono.info/)に、全文を掲載しています。
皆さんも意見を寄せてください。
NPO法人 食品と暮らしの安全基金 丸田 晴江
◆厚労省/食品衛生 パブリックコメント
「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令の一部を改正する省令及び食品、添加物等の規格基準の一部を改正する件(食品中の放射性物質に係る基準値の設
定)(案)等に関する御意見の募集について」
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=495110333&Mode=0