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被爆以外で2名の不可解な死

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『もんじゅ西村裁判』という短編映画

被爆以外で2名の不可解な死
金食い虫、福島以上?の危険をはらんだもんじゅの存続が検討されています。

その歴史の中で作業員の被爆以外で2名の不可解な死があります。

そのうちのひとつ、西村さんの件が短編映画になりました。

 1995年12月8日、高速増殖「もんじゅ」で冷却材のナトリウムが漏れる事故が発生。
(ナトリウムと水との反応がどれほどに危険かは http://www.asyura2.com/11/genpatu10/msg/605.html)

事故の規模を小さく見せるために、動燃(現在の日本原子力研究開発機構)は、事故の様子を撮影したビデオを隠蔽しようとしました。
しかし、
そのビデオの存在が発覚し、動燃はマスコミからのバッシングを受けます。

その渦中で、社内調査を担当していた総務部次長の西村成生さんが、謎の死を遂げます。
遺書があったことから、警察は自殺と断定。
以後、マスコミによる動燃追及は沈静化したのでした。
 

西村成生さんの死に疑念を抱いた妻、西村トシ子さんは、真相を探っていきます。

警察発表では、ホテル8階から飛び降り、頭蓋骨骨折による即死とされているのに、遺体のレントゲン写真には全く骨折の様子はなし。
しかも筋肉の状態から、即死ではないこともわかりました。

遺書には他人の筆跡が書き加えられていて、そもそも遺書としての信憑性も疑わしい。

さらに遺体の深部体温から計算した死亡推定時刻は、成生さんが飛び降り自殺したとされるホテルにチェックインする時間より前。

宿帳も公開されず、ホテルにチェックインしたという証拠もまるでないのでした。

 まさに「日本の黒い闇」に立ち向かう西村トシ子さんと支援者たち。
この複雑怪奇な事件のあらましをわかりやすく描いたのが『もんじゅ西村裁判』です。
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