再加筆 コクリコ坂とトロロのトンネルとむさい男たち・・・愛媛の山里で!

コクリコ坂という小さな坂がここ愛媛のM様ご夫婦のお庭にあります。
ご主人と奥様を差し置いて勝手に私が名付けました。
だってここは随分前に木を植え、石段を造ったときからコクリコという場所だったんですから・・・・。
いちおうコクリコという名はジブリさんより前に名付けたので・・・・・ハイ! 問題ないでしょ!
さて、この坂は大江健三郎というノーベル文学賞作家が生まれた山あいの集落のなかにあります。
ここで生まれ育ったご主人の口からは大江さんのことかぽつりぽつりとでてきます。
でも私は大江さんの本は読んだことはなくよく知らない・・・・・スミマセン・・・・。

この庭のなかにある駐車場から建物につながる石段がコクリコ坂です。
近づいてみましょう。
この石段を登ると・・・・・。

やさしい灯りのもとに人影が見えます。
こだまでしょうか…いえ、だれでも・・・・・・ではなくて
コクリコ坂の頂上ですから
当然可愛い女の子に違いありません。
では中に入って覗いてみましょう。
ありゃん・・・・・・!
女の子ではなくてオヤジだらけのようです。
県△土木事務所の職員、石工でもある土木会社の社長、◎町役場の建設担当、百姓そのほかいろいろ!
国の文化財の石垣や河川工事の石堤の技術論で熱い!熱い!
流速、浮力、棒勾配の重心、あの石積みはヘタクソだ・・・・など専門用語ならびに中傷が飛び交っております。
背面土圧に脆いモルタル接着石垣しか造れない日本のほぼ全ての庭師には、縁のない議論です。
年に一度の石垣の勉強会の総会の後、二次会でここに集まり語りあいました。
しょっちゅうココに来てお茶を飲んで帰る私には、我が家みたいな感じですけどね。
さて石垣の会ですが、当然ほんまもんの石垣の会ですから、百姓や石工はいても、庭師なんぞは会員にいません。
なぜこの国のほぼ全ての庭師は偽物のコンクリート版築(はんちく)や石の重心を無視し無理やりモルタルでひっつけた石垣もどきを造るんでしょうか・・・・・・・・・自分たちが石使いのプロだと思うんなら本物を造らなきゃいかんとは思わないのかな? マスコミやお客さんは何にも知らないんですよ・・・・・あなたたちがが本物を造れると思ってんですよ。
いつまで庭師のみさなんはマスコミやお客さんをだまし続けるんでしょうか。
刃も入らないインカの石垣や愛媛の外泊や遊子の素人百姓が積んだ段々畑の石垣を
雑誌やテレビ、また実際に見て感動して・・・・・・
でも違うんですよ。
そんな石垣は京都でも東京でもこの愛媛の今治でも造ったら物理的に問題が多いんですよ。
1mやそこいらの高さならしばらくは持つこともあるでしょうけど・・・・そんな内部摩擦を無視した石垣を
他の場所で作ったら崩壊しちゃいますよ。
インカはインカ、外泊は外泊、遊子は遊子です。
東京でも京都でも今治でも松山でもなんにもその背景を考慮せずには、それらの真似をした石垣は無理です。
勉強しましょうよ。
かっこつけてないで。
インカや江戸城の天主台の石垣を見て真似しても・・・・違うんですよ。
なぜその場所の石垣がそうなのか形だけ真似しても無理です。
双鉤填墨(そうこうてんぼく)により形だけ真似ても
庭師がよく使う言葉である心(真の技術)までは真似できません。
誰も言わないから、庭に関して専門教育を受けていない百姓の私が言います。
この国のほぼ全ての庭師は内部摩擦係数の変化に対応する物理的に安定した
まともな石垣が積めません。
事実は事実。
石の重心を無視しモルタルで石をひっつけるか、これも同じく重心を無視した「乱れ積み、乱積み」などどいう石の面(前の面の)出入りの多い、極めて乱雑で稚拙な積み方、また内部摩擦の存在を無視した四角っぽい石を垂直に近く丁寧に積みあげたつもりの(インカや江戸城の天主台に形だけ真似て積み上げた)ものしか積めません。
理論を無視し、適当に積んだだけ・・・・・これが一流と呼ばれる(マスコミが勝手に持ち上げてくれる)庭師の仕事でしょうか?
恥ずかしくないですか?
もう昔の石垣の補修の智慧も知識も技術もないんですよ!
これから誰が補修するんですか?
あなたたちでしょう!
閑話休題
国の文化財の石垣本体の補修工事を約二百年ぶりにそのうちにやる予定ですが、こんな田舎の石垣なんぞには文化財とはいえお上の助成も無く、資金も人手も足りません。モルタル接着石垣しか造ったことのないカッコだけの庭師でも猫の手よりはましでしょう。そのときは是非多数参加してね・・・・・ちょっとした小城の石垣程度はありますからとんでもなくいい勉強になりますよ。ふつうなら庭師なんぞにはこんな仕事はさせてくれませんよ。だってそんな仕事したことある庭師なんて今この国のどこにいますか?現役を退いたような相当に年配の庭師の方が一人ですか、二人ですか?もしかして誰も生存していない?
誰か知ってますか?
直にも、テレビでも、雑誌でも、ネットでも、人の噂でも、私はとうとうそういう庭師の存在を見つけることは
できませんでした。
一目でもその方の積んだ石垣の写真を見れば判ります。
この戦後の作で、石工や百姓でなく、庭師が積んだもので物理的に安定を保つまともなものは京都にも東京にもみつけることはできませんでした。
どなたか知ってたらぜひ教えて下さいね。
このブログで取り上げたいので。
でも庭師に尋ねてみても・・・・どの石垣がまともか判らんから・・・・・期待薄か!
ふ~っ
京都の庭師も東京の庭師もくだらないプライドなんか捨ててさ・・・・・・・実際こんな小城程度の石垣を積む技量なんて無いんだからさ・・・・・しょうがないでしょ。是非いらっしゃい。
そしてそのときに自分たちの智慧も知識も技術もなんにも無いことを初めて思い知るでしょう。
京都や東京という日本の庭造りのメッカで生きる井の中の蛙だったことを・・・・
恥をかきに愛媛の山の中までおいでなさいや!
でも手弁当ですから覚悟してね。(ちなみにこのブログの私のプロフィールの写真は、その修復現場の水路部分での写真です。手前と奥に丁張りが見えるでしょ!)
さてさて
コクリコ(Le Coquelicot)はフランス語でヒナゲシのこと!
現在この坂にはヒナゲシはありませんが、建物の中にあるご主人の手作りのホルン(楽器)に奥様が
書かれたヒナゲシは見ることができます。
「そういや今まで一度もホルンを吹いたことが無かったな・・・いっちょ吹いてみるかい」
「ぷぉ^~^」
「おおっ! 井出さんほどうまくホルンを鳴らす人は私は知らんよ」
と吹く人誰もをそう持ち上げ、褒めるご主人の言葉を
半分本気にして調子に乗りまくり・・・・・・吹きまくり・・・・・
「ヘタクソ、うるさい・・・」と親父どものクレームの嵐に
「はいはい・・・・・・止めますよ」
と半分いじけて ・・・・
では・・・・流麗なるホルンの音色?にも縁のないヒナゲシもといゲジゲジ親父どもの議論の場を離れます。
かわいい石と陶管でできた水洗の横を抜け・・・・
トトロの住処へのトンネルをメイちゃんになったつもりで抜けてゆきます。
私のとっても好きな隠れ家の話でした。
さあ、明日は東京です。
ジブリ美術館の天井画を書いたO先生とも一年ぶりに会います。
叶うことなら・・・
ナウシカの風車小屋や壁に絵を描いたムーミンハウス、そして昭和の香りがプンプン自然いっぱいのトトロの森の庭・・・・・そんな庭を私は造ってゆきたいんです。
こんな愛媛の片田舎の無名の会社にほとんど依頼はないけど・・・・・・・。
※O先生のことを書いたブログはこちら
http://blog.niwablo.jp/ide/date/2009-04-22.html
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ありがとうございました。
有名な古刹の石垣だけど.......教科書的には!

上の写真は、誰もが名前ぐらいは聞いたことがあるだろうというぐらいに有名な古刹の石垣です。
当然内部構造は見ることが出来ないので、あくまで外観からだけで教科書的に強度(≒耐久性)に問題のある箇所を私なりに白丸で囲んでみました。
特に石垣の右端部は近年積み直されたようですが、
→の方向にもう少し移動して「架り」をより確実なものとした方が良かったとおもいます。
モルタル(セメント、接着剤)を使わない空積み(からづみ)で石垣を積んだことがないが、一応机上の理論だけは少しだけ知っているごく一部の庭師は、私が囲んだこの白丸を見て「なるほどな!この石垣は駄目なんだな」と言うでしょう。
理論も何も知らないその他のほとんどの庭師は、古刹の石垣だから全て素晴らしいと最初からなんの疑問も持たないでしょうから意味がさっぱりわからないでしょう。
そう.....日本中のほとんどの庭師は接着剤たるモルタル(セメント)を使ってしか石垣を積んだことがありません。ですからこの白丸の本当の意味はわかりません。良いとか悪いとかそんなものは、積んだことの無い庭師には絶対に判るはずがありません。
この秋に私も久しぶりに石垣を積みました。国指定文化財の陰陽師鏡石石垣を囲む水路の石垣の補修工事でした。この傷めた体でどれだけできるか不安でしたが、なんとか無事に出来ました。いずれ文化財本体部分の石垣の補修も二百数十年ぶりにすることになるでしょうから、その時もなんとか体調を整えて出来ればいいな.....と今から楽しみにしています。
でもね........随分ここで石垣の勉強にいらっしゃいと日本中の庭師に呼びかけてはいるけれど、誰もまだ勉強には来ません。
日本の石垣の文化はそのほとんどが庭師でなく、百姓によって支えられてきたのです。装飾的な石垣は石工が、それ以外は百姓が石垣を補修しながら、連綿と受け継いできました。
庭師さん!プライドを捨てて百姓のところに勉強にいらっしゃい!
(最も野趣に富む基本たる野面積みが)どれほどのスピードで積むのか、あまりの早さに驚くでしょう。
自分たちはなんでモルタルなんていう石垣の接合に不安を残すものを使い、費用をかけ、時間をかけ、強度や耐久性に劣ることの多い石垣(みたいなもの)を造っていたのかとその時知るでしょう。
是非愛媛までいらっしゃい!
お客さまはまさか庭師がモルタルを使わずには高い石垣を積めないとは、思ってもいないんですから......。
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ありがとうございました。
加筆 火の灯らない灯篭はただの置物!庭師の常識は世間の非常識!
なかなか体調がよくならない。
長引くかな・・・・。
以下 http://blog.niwablo.jp/ide/date/2010-04-22.html の続きです。
今、和風総本家というテレビの番組を見ている。
今日のテーマは外国人が見た日本の?だそうだ。
そのなかの?の一つに、外国人の女性が日本庭園の中にある石灯篭を指差し、
「あれは何?(小型の)神社なの?それとも・・・・」と質問。
それに対しての番組の答えが面白い。
なんと、何もちゃんと解答していないのだ。
はぐらかしているのだ。
クイズ形式の教養番組で、こんな変なの初めて見たゾ!
そりゃ・・・答えようがないよな。
灯篭(燈篭、燈籠などとも書く)は読んで字のごとく、
灯り(あかり)の篭(かご)だけど
、火(灯)が灯って(ともって)いないんだから!.!
ただの置物です。とは言えないよな。
もし「本来は屋外用のランプですが、今はただの置物です」
と答えれば、まず間違いなく外国人は言うだろう。
「じゃあ本来のランプにしたほうが綺麗じゃない。火を灯すぐらい簡単でしょ」ってね
でも・・・・・・昔と違い、油やロウソクで灯すわけにもいかないので、電気を使おうとすれば大きなものだと本来火が灯るはずの火袋の部分から下の竿の部分に、数メートルもの長さの穴を空けて電線を通さないと電線を外に垂らすしかないから見苦しいでしょ。
しかし、
そんな長い穴を空けれる庭師なんて日本にほぼいない(推察するに存在しないか、せいぜい二、三人までか?)からできないんです。
そう・・・・・ほぼ全ての庭師は見苦しく電線をだらりと垂らすしかできないんです。残念ですが技術がないんです・・・・・とは間違っても言えないよな。
私は当然できますよ。庭師ならかなりの人が持ってる機械を使ってね(彼らのとは電圧が違うけどね)・・・・・高価な機械は必要ないですね。ちょこっと改造は必要ですけどね。
例えば、施設内ではなく灯篭を設置する施工現場で、硬い御影石の灯篭に上からズドーンと長さ1.5メートルぐらいで直径15ミリ程度の電線通線用の穴を空けるとしたら、そこそこの体格と力さえあれば私が傍で指導するだけで、すぐにも小学生にでも空けれるだろう。
こんなの、簡単だわね。
この程度なら二回目からは小学生にでも鼻くそほじくりながらできる。
一部の庭師は伝統、伝統、と偉そうに言うくせに、小綺麗に電灯も灯せないなんて・・・・・。
ただ、そんな私でも数百種類もあると言われる灯篭の中には、あとからではどうしても外から見えないように電線用の穴を空けれないものもある。
まだまだ勉強中。
灯のない灯篭が当たり前と思っているのは庭師だけ。
私は百姓だからそのいいかげんさ、非常識さに気付いた。
庭師じゃないから。
そうだ!ここで提案。
火の無い灯篭は
これからは
なんちゃって灯篭
とか
名前負け灯篭
と呼ぶのはいかがでしょう。
伝統技術を身につけ、現代なりの技術的昇華をさせてきた宮大工の世界と違い、伝統をひんまげ、石の加工や石積み、またタタキなどの技術の鍛錬昇華を怠り、後退するだけの妙な世界。意匠だけ優先の庭師の世界なんて興味なし。
一応彼らも気付いているんだけど、気づきもしないふりをしている。例えば・・・・ほぼ全ての日本中の庭師が、まともにそこそこの高さの空積みの石垣を積めないなんて恥ずかしくていまさら言えないじゃないですか。石垣を積むにはセメントが必要です・・・・なんて恥ずかしくて・・・。そしてそれを内部から表立って誰も自己批判もしないし、また改善もしない。
だから衰退してゆくだけ。
また今日も私のメールボックスにたくさんの誹謗中傷メールが来てます。名前も書かずにコソコソと。
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国内最高レベルの石材加工技術!穴空けだけだけど・・・。
2センチ以下の直径で長さが2.5メートル以上もの長い穴を硬い花崗石(いわゆるミカゲ石です)に空けて、噴水を造ったり、電線を通せる技術を持つ企業はこの国の石材、エクステリア、造園業界には
たぶん弊社以外では、あったとしても数社だろう。
さらには、まだ依頼も無いのでやったことはないが、技術的には最長約5メートルまで可能だ。
仮にこのレベルの仕事の依頼があり、もし成功すれば業界では国内唯一の記録になるかもしれない。
だから弊社では他社ではできるはずもないような仕事ができるが、それをご覧になれるのは愛媛のごく一部のお客様のみ。
日本中の皆様に御覧頂けないのが
残念でならない。
私という人間を知らずにいて、技術的また意匠的に損をしているお客様になり損ねた方々が、この国にどれだけ居られることか・・・・。
「そんな細くて長い穴を空けれるはずが無い」の一言で、京都の寺院の庭も東京の豪華なホテルの庭も小汚い電線のはみだした仕事になってるんだから。
ここに居ますよ。できる人間が。愛媛の田舎の独学の百姓が。
でも穴空けのみの仕事は依頼があってもしないので悪しからず。
注:使用機材(機械本体も資材も)はドイツやスイス、イタリアのメーカーの物を改造して使う。国産では残念ながらそれだけの酷使に耐える機材は、私の知る限り無い。
でも機材の価格は全部合わせても数万円。そして改造は自分で行う。だからこれを御覧の業者の皆さん。資材も機材も探しても無駄。改造までは真似できないから。
そうそう、!弊社は輸入業もしてますから、いろんな資材や機材が国内の商社を通して手に入れるのとは段違いにとても安いんですわ。
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石垣が積めない庭師!
昔、某建築雑誌の取材があって掲載されたとき、私の肩書きはなぜか庭師になっていた。
「何でも屋とか百姓はどうですか」と取材の時話したら
記者の方は「ううん・・・・」
で・・・ありゃりゃん.........庭師。
私はこの言葉があまり好きではない。実際に庭師でもないし、
百姓だし........。
さて本題
現代の多くの庭師は老若問わず石垣の空積みができない。不思議です。
一番の基本なのに。
いつからこうなったんだろう。
セメントがどーんと普及した戦後か!
そりゃ名庭である京○の○○○宮の「たたき」でさえセメント混ぜてんだから
伝統も何もね。どうだろう>
伝統工法を使わず伝統を守るという現代の庭師。
どうかしてこうなったのか?
薬師寺五重塔の再建に大工の西岡棟梁はそんなことしただろうか?
はい脱線復旧っ!
空積みはセメントなどの接合材をつかわない素の積み方。
基本中の基本だが
今はまず習わない。
ほぼ、先生もいない。
だからセメント使って積む、貼る。
セメント使って積んだら、石垣じゃないタイルと同じだ。(このことについてこの庭ブロのある方のHPを見たら面白く書いてました。もし、ご本人の了解が得られたら紹介します)
中学校の物理で習う力のつりあいを無視した方法でしかない。(物理は高校か?でも基本は中学で習うよな)
上の力のつりあいの意味が理解できれば、同じセメント使って積んでもブロックやレンガは石とは違うのが判るんだけど。
今の多くの庭師にとって背丈ほどの石垣なんてとんでもない。
もしやるとしても、石を隅切して、すき間が余りないようにして
つまり切り込みで、垂直若しくはそれに近い角度で積むのがほとんどだ。
それでも高く積めば崩れやすい。
時間と費用がとてつもなくかかる上に、
隙間の無い石垣なんて、野趣溢れる庭にはならない。
野趣ある庭には打ち込みか野面だろうね!
似合わないものを無理にお客様に薦めないほうがいい!
まともに石垣を積めるのは一部の石工や百姓だけ!
どうしてなんだろう!
石をどーんと置きました。
ああ、枯山水か.......。
和風シンプルモダン?
石を細かく庭に貼りました。
でも 、判っているタイル屋さんなら、庭師の貴方みたいに通目にせずあなたより美麗に貼れます。判っていないタイル屋さんは貼れませんけど。
なになに、「俺は○都で庭造りを....お前ぇみたいな百姓とはレベルが」
そうですね。そう言わずに、もし興味があるんなら弊社に勉強に来ればどうでしょう。
冬場しか無理です。石積みだけしているわけではありません。連続して勉強は無理です。基本的に講師は、
最も難しい積み方である板石積み(立石積み)の
国内最高の職人である日浦がお教えします。
技術を覚えるにも、教えるにも、もう時間がありません。
庭師が正面から石積みに取り組んで来なかったから技術がもう廃れようとしています。
ブロックや土間コンの仕事ばかりしてないでどうですか?
大工、左官........なんで庭師は師なんでしょう?
特別なんでしょうか?
本来の師の意味はお先達(せんだつ)のことです。
先達ならなおさらです。
庭師はそもそも国家資格の○○師や○×士とは言葉の成り立ちにおいて
意味合いが微妙に違います。
食うためにブロックを積むんじゃなく、今の時代だからこそ食うために原点に戻ってみませんか!
なんでも屋百姓の井出よりの提言です。
すこしのことにも、先達はあらまほしき事なり
徒然草 吉田兼好
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熊本城の石垣とバレエの森下洋子先生 なに?・・それって?
こんばんは 蒼園のキテンです
先日 お知らせ致しましたように 当面私がブログを担当させていただきます
ただし ブログそのものにつきましては井出が11/23までに数年に渡り書き溜めておりました
ものが 相当ありますので それをそのまま もしくは現在版に修正しアップさせていただきます
井出がよく申しておりましたが 井出のブログは実に珍妙 奇妙 絶妙 ビミョ~~~
な
一言で言うとお騒がせな テ○ドンブログですが
これからもかわらず お付き合いくださいませ
では 本日のブログです

熊本城天守閣のとんでもないこの勾配(傾斜)
特に右側の大天守閣石垣下部は傾斜が緩く、上に上がるに従って傾斜が垂直に近づく石垣。宮勾配と呼ばれる戦闘防御力の高い石垣。
また石垣が発達して石の重量が増大すると、その自重による石の崩壊を防ぐために下部を緩い傾斜としている。
これは中学?や高校で力の分解として習いましたね。
だから崩れない(にくい・・・・所詮人間の造ったものですから)。
ただ、単純に垂直に積んだのでは崩れてしまいやすい。
垂直に積むしか能力のない現代の庭師は低い石垣しか積めない。
高く積むにはセメントを接着剤にして積むしかない。
いや、低くてもセメントを使うか!
面倒だしね。
現代の庭師がセメントなしで石垣を積むには、切り込みを用いるしかないが、これとて万能ではない。
経済面から考えて高さがせいぜい1.5mがいいところ。
また切り込みでは野趣ある庭には向かない石垣となる。
庭師なんて今や名前だけ。
熊本城のような、こんな石垣を積める庭師は、現代には存在しない。
国内のごくごく僅かな石工や百姓には、なんとかなるかもしれないけど。
ほぼ全ての庭師が本物の石垣を積むことなく、また多くの庭師が庭を造ることなく、植木の散髪屋に成り下がってしまった今では....望むべくもないか!
話はそれるけど・・・・
森下洋子先生の近影
asahi.comより写真転載
「一日練習を休めば自分にわかり、二日練習を休めばパートナーにわかり、三日練習を休めば観客にわかる」
今から二十年以上前に、雑誌「プレジデント」の裏表紙のローレックスの広告に、私の好みでない金無垢の腕時計の写真と共に、当時の日本のバレエ界の第一人者である森下洋子先生のコメントが載っていた。十代後半の私にとって衝撃的な一文だった・・・。
上のコメントの練習の文字を今の自分の仕事に置き換えてみる。
うーん・・・・。
何年かに一度、造園の依頼があっても・・・・それで良い仕事できる?
毎日造園の仕事をして、考えているから・・・・良い仕事ができるんでしょ。
そう・・・今も現役の先生はそうされているのだろう。
まともにバレエを見たこともなければ、当然会ったこともないけれど・・・。
たとえ病気、事故その他で仕事が出来ないときがあっても、本人に常在戦場の心がけがあれば、力は衰えにくいもの。いやいや、鍛えられる部分もいくらでもある。
森下先生についてはまたブログで・・・
面識ないけど・・・・・・
他のいろいろな方のブログはこちらです

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鏡石の石垣 積める人間はこの国に日浦しかいません

ちょっと判りにくいですが、三枚の鏡石(板石)の上に載った石が覆いかぶさるようにせり出しています。これも一種の立石積(板石積)です。
この地区の古老曰く誰がいつ積んだのかもわからない。つまり数百年もこのままです。物理的には大変不思議な積み方で常識から外れていますが、この積み方で国指定文化財もあります。
もう日浦にしか積めません。ただ一人のこの国の技術者です。
ただ・・・・まだこの石垣は立石積(板石積)のうちでは序の口です。もっと衝撃的なのをそのうちご覧頂きましょう。
俺は庭師だ造園屋だと偉そうに言ってはみても、セメントなしで、ほとんど加工しない石を使う野面積(当然立石積も野面積に分類される)で花壇じゃなくて石垣を積めるのなんて、この国にはもうほとんど居やしない。積めるのはわずかな石工と百姓ぐらいのもんだ。
作家の故井伏鱒二氏は「蟹が出入りできるようなのが、石垣だ」と言われたとか・・・・。私も自然の石をなるべく加工せずに使い、すき間がちゃんとあり、蟹が隠れ、水が滲みだす・・・・それが本来の石垣だと思います。
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にいはま市A様邸その2 石割り

新居浜市 A様邸の竿石の切断風景です。施工現場で大きな石を切断するために、鉄の円盤(ダイヤモンドが引っ付いている)が高速で回転するいわゆるカッター(切断機)は、この大きさになると使いません。そんなものを使うと余計に手間がかかりますし、このような真っ直ぐでない石は、いい風合いがでません。
必要なのはドリルとハンマー。ドリル本体は手前の小さいのも、奥の大きいのもメーカーは違えどドイツ製で、少々蒼園スペシャルに改造しております。
ついでにドリルビットはイタリア製・・・とまぁ国産と比べても安価で(本当は高価だけどそれなりの仕入れルートを開拓しているので)優れている点が多いのです。よく工事現場で見かけるとっても高価な真っ赤なヒルティ社の機械も,私には使いにくいので必要ありません。
でも,でも・・・ヒルティはいいよな・・・・あの赤い機械と赤いケース持ってるだけで仕事できそうに見えるんだもんね。まるで車の世界におけるフェラーリレッドだ。
まあ兎にも角にもドリルを使えば、石も真っ直ぐのようでいて微妙に歪みが出る。とてもいい具合に割れます。手前の石も奥の石もスッと割れているでしょう!でも造園屋さんが石を割るのにドリルを使うのを(私は)見たこと無いなぁ・・・・。でも少しはいるんでしょうね。あっ石屋さんは別ですよ。
※奥の大きなドリルは写真では見難いですが、先端が二段仕様(黒い塊のようなものが、二箇所確認いただけると思います)になっており、ごく低速回転で大トルクがかかるようになっています。なお国産品は手前のマキタの道具箱(箱のみ)と、長い鉄の棒(しょうせん)とハンマーです。近代文明の利器はありません。もちろん国産の機械も素晴らしいのはたくさんありますので、TPOによって使い分けます。
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珍しい石垣 その2


この石垣の積み方を矢羽積(やばねづみ)と言います。レンガで言うところの網代模様(ヘリンボーン、ヘリボーン)の石垣です。敷きレンガの駐車場に、弊社ではこのパターンを多用しますが、車のタイヤの方向転換の際のねじれに極めて強い為、石垣などの積み物の場合も全く理に適っています。
愛媛の一地方の山の中の畑にはいろいろな積み方が集中しています。どの積み方が強いのか数百年前の百姓はいろいろと試行錯誤をしたのでしょう。上の二枚の写真は同じように見えても、上側の写真の石垣の一番下の石は大きめの石(不動の石)が多用されしっかりした印象ですが、下の写真は一番下まで網代で積まれていて不動の石が見当たりません。教科書的にはこれも?が点きますがぜんぜん問題なく数百年も持ちこたえています。しかしながら下の写真の真ん中あたりの上部と左端の方は積み方が変化しています。理由は不明ですが、もしかしたら試行錯誤か石垣が孕んで(はらんで)一部崩壊したかのどちらかでしょう。前回のブログで書いた丸積み同様、この石垣もいい具合に時を重ねてきた美しさがあります。
当然ですが石のみで積んでおります。現在この程度の石垣を積める造園屋さんはこの国に多く見積もって二人ぐらいはいるかも知れません。びっくりされたかもしれませんがそれが現実です。私も当然積めません。先日の素敵な人たちのテーマで紹介した日本を代表する庭師の方も残念ながらできません。とても恥かしいことですが、積めるのはごくわずかの石工と百姓だけです。しかしセメントを使えば小器用な方なら素人にでも積めます。
但し,このテーマで後日ブログを書く予定の、最も難しい石積である立石積(板石積)は日浦の親父以外にもう誰もこの世に積める人はいません。つまりたった一人の第一人者ということですな・・・・。うちの若い社員達も立石積が積める様になるだろうか・・・・。
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国宝のお城の石垣だけど・・・・・・

とても有名なお城の石垣です。
教科書的には禁じ手、若しくは強度が劣ると思われる石垣の部分を白線で囲みました。白線以外の場所にもまだまだあるんですがね。
でも、大丈夫なんだよなぁー。崩れないんだよなぁー。すごいよなぁー。
そのうちに日浦親父の積む、まるで石で出来た水泳の飛び込み台のようなとでもいうかなんというか・・・。ともかく・・・ともかく最も難しい石の積み方である「立石(板石)空積」の解説を載せます。
「立石(板石)空積」・・・・不安定のように見えて安定している。摩訶不思議だが農家にとっては大事な田畑をより有効に活用できる技法。
誠に有難い「立石積」・・・・。
日本ではもう唯一人、彼にしか積めません。
なぜその積み方の石垣が何百年も自立してきたのか未だ解明されていません。
科学はまだまだ勘や経験に適わない部分があるなぁー。
彼ももう六十代、後わずかな現役の間に弊社の若い連中に技術を伝えれるかどうか。
ちなみに上の写真のお城のような石垣を積める庭師は日本にはもういません。
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