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HMに外構もまかせた方がお得??

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HMに外構もまかせた方がお得??

結論 : そんなことはない!です



これに関しまして、先日あった経験を綴ります



HMによる外構は高いと言われます

一般的には外構業者に直接依頼するよりも

3割増し程度だとされています

みなさんご存じのとおり、

これは中間マージンによるせいですね



HMに外構を頼んではみたものの

このような噂が気になったお客様、

そこで外構業者である弊社に見積りと

プランニングのご依頼を頂いたわけです



そこでHMによる外構プランと

よく似たプランをデザインし見積の比較を行いました



まったく同じ図面を丸パクリするというのは

業界のモラルに反します!!


そのことを念頭に置いて、ぎりぎりの事をして

検証したわけです

具体的な資材等は予想のもと、

ほんの少し割高目に、弊社としての見積り算出しました

できた見積りをみるとHMによる外構の方が

ほんの少し高いだけでした

意外でした

「僕が出した見積りの3割増しくらいで高いのかな・・・」

しかしその予想は誤りで、

実際はほんの少し高いだけ。。

弊社の見積りが高いのか??と考え、

外構業者の友人に相談したところ

やはり妥当な金額であるという結論となりました



結果として、この件は

弊社に施工をさせていただきました

まったく別のデザインを提案したところ

そちらを選んでいただけたのです



しかし、このことから推察するに

これはつまり、HMも外構という仕事をとるために

必至であるわけです

安さを追求しています

ブランドを維持したまま「安さ」も武器にしています

我々外構業者からすると強敵です

では、マージンはなくなったと考えてよいのか?

お客様にとってのマージンはなくなりました!

一見するとHMもお客様もwinwinです!



しかしHMはちゃんと利益の取り分を抑えて

下請け外構業者に仕事をまわしています

すると下請け業者は「妥当な金額」である外構工事を

2~3割引いた状態からスタートするわけです

もっというと、3割引きの状態から

利益をうまなくてはならないので

下請け業者は仕事が始まる前から

追いつめられています!

そうすると、何が起きるか・・・

異常な作業スピードによるミス、手抜き、事故、

天候に左右される仕事でもありますので

ますます追いつめられていきます

結果、お客様に対して無愛想...etc

外構業者はブンむくれで、

お客様もそれを感じておもしろくなく、

HMだけが愛想よく笑ってくれます



現在、建築業、建設業で

「脱下請け」が掲げられています

下請けでいること、下請けに外注することは

悪いことではありませんが、

元請けの都合で振り回された下請けが

巡り巡ってお客様に迷惑をかける

そんなこともあるという事例です



HMの営業さんが良心的な人で

外構工事を安く行ってくれるというのなら

そこはお願いすれば良いと思います

ただ、外構業者は負けません!

上記における僕の経験時、HM提案の外構とは

まったく違うデザインでご成約いただきました

お客様もノリノリになられ、最終的には

HM提案のプランより金額も

グンと上がりましたが

快く施工させていただきました



「HMに外構もまかせた方がお得?」

という問いに対しては

「お得ではないよ」と応えます

もちろんマージンがガッツリ発生している

HMもたくさん存在していますから

「お得」な時も多いでしょう



それよりも!

「損得」よりデザインと営業さんをみて

決めてあげて欲しいです!

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家を建てる前に知っておくと良いこと~後編

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家を建てる際に

知っておいた方が得する情報

後編いってみましょう



土地選びの際にお客様からよく

「ハウスメーカーと工務店、どちらがいいの?」

という質問があります

家を建てたい!しかしどこに頼めば良いのやら。。

HMはブランドのようなイメージだがコストが・・・

対して工務店はどーなのだろう・・・

そこでよく聞かれることが以下2点

 ・ このふたつはどう違うのか、

 ・ 明確な区切り、違いはあるのか、

そもそも僕は建築屋ではないですからね~・・・笑

というやりとりが度々あります



まずはハウスメーカー

カバンに例えるとわかりやすいかと思います

ブランド感が溢れていますから

プラダ、コーチ、ロエベ、サマンサetcそんなところです

膨大な広告宣伝とともに全国チェーンで展開して

建築ブランドを確立しています

その「ブランド感」による安心感や、満足感が強みです

営業応対はとてもよいと聞きます

また綿密すぎる打ち合わせも

お客様に信頼される要因のひとつのようです



デメリットとしてあげられるのは

工事のほぼ全てを下請けに回され、

施工体系が複雑化することですね

HMの工事担当する現場監督が

その下請けをコントロールしきれず混乱していたり

お客様の意見が通っておらず、

異なる資材が使用されたり、

違う寸法で現場が進んでいたことに

終わってから気付く、ということもあります



大きな工事ですから、どんな業者でも

多少のミスくらいはあるかと思います

それをカバーするくらいのブランド力が武器ですね!



続いて工務店

国産物の、ハンドメイドバックといった感じで

丁寧さとこだわりが感じられます

地元地域をマーケットとし、展覧会やイベントによって

宣伝アピールをしています

地域密着型で、設計から施工まで

自社施工されるところが多いです

営業者がそのまま現場監督になる、

ということも多いようで、

その営業さんさえ良い人ならば

HMに劣らない安心感があります

特徴的なデメリットがなく、

強いて言うならばHMのようなブランド感がないこと

そこからくる不安・懸念はやはり

顧客目線から言うと大事のようです



結論 : どちらも良いのでどちらでも良い

ということになります

上記の長い分析はなんだったのか・・・

しかし、知っておくことが重要だと考えます

「建物を選ぶ」より「営業さんを選ぶ」という

見方をすると良いかもです!



ざっとこんなものでしょうか

思いつき次第、また他の視点からも

アプローチしてみたいと思います

家を建てる前に知っておくと良いこと~前編

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家を建てる際に

知っておいた方が得する情報

考えてみましょう!



「建てた家とそれに相応しい庭」

をゴールとして考えていきます


「外構の相場はいくら??」

よくある質問ですが、答えはありません

強いて言うのなら

「家の金額の1割~2割程の予算を注ぎ込むべき」

だとか、

「坪単価1~6万円くらい」

となります

曖昧ですね!

建物だと「坪単価」というものがあります

しかし庭にはありません

何故ないか?・・・単純に算出できないからです

坪単価1~6万円というのも幅が広すぎですね

しかし、砂利敷きだけで終わるのも庭ですし、

ユニークな構造物をつくって植栽を絡めても庭ですから

この開きは当然の話です

このため、曖昧な平均を相場と捉えるしかありません



「外構にまわす予算などない!」

これも非常に多い意見です

しかし、家は「人」で外構は「服」です!

よく家だけ建てて、敷地内は更地のまま

車だけ野晒しという風景がありますが

つまりはすっぽんぽんです!

外から丸見えです

服を着せてあげてください!!

手段は3つ

1. 住宅ローンに外構工事費も併せておく

2. 外構専用ローンを利用する

3. 外構工事を2~3期に分けて行う

これくらいでしょうか

家同様、外構も一生モノの高額なお買い物です

謹んでオススメ申し上げます

この際に注意する点がこちら

  住宅ローンを組んだ場合、
  
  ハウスメーカーさんの下請業者に

  外構を任せる流れになります

  そうなるとマージンの問題が発生します

  ローンを組む際に、はっきりと

  外構業者は自分で手配する、という旨を

  伝えておきましょう

  契約書にこっそり、

  「HM下請業者により外構を行う」

  だなんて記載があることも多いようです

  その時は外構専用ローンをくむか、

  工事を2~3期にわけて行いましょう

だいたい200~300万あれば良い外構ができます

上記の相場の話に戻りますが

これくらいの予算を組んでいただけると

デザイン性、利便性、家とのマッチ感etc

を満たすことができます

これは経験からくる相場ですね

よく「外構ってそんなに高いの!?」

と驚かれます!そうです、高いんです!

予算50万くらいで・・・というのは無理な話です

坪庭であれば十分すぎる予算ですが



土地選びは慎重に~田舎と街中~

安くて広ければ良いってものではありません

僕の地元、揖斐郡でありがちな話、

田舎だから土地が広くてお手頃!と思いきや

敷地境界周りのブロック積に50~80万以上!

フェンスで50万以上!

砂利敷きだけで30万円以上!

150万円以上かけてできたものはこれだけ??

ここにカーポートとアプローチ、門柱等を加えたら

300万なんてあっというまにoverじゃないか!

ということが多々あります


反対に大垣市や岐阜市方面では

土地が狭く、駐車場によって庭をつくる余裕がない

というデメリットがあります

しかし、200~300万円という同じ予算を

コンパクトにまとめることができ、

とても良い外構になります

まとまりが良いと見栄えも良いものです

結果として、街中での外構工事の方が

業者・お客様どちらにとっても都合がよいのです

近年の外構業者がマーケットを

街中へと移しているのは

このような背景もあるからです



続きはまた次回・・・

外構屋と保険屋

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最近のお仕事のご案内です

外構のリフォームです

「リ・エクステリア」ともいいます

before


今回のメイン工事は傾いた門柱の修繕です

それに伴い、アプローチ、門扉、花壇等をなおしていきます

こちらがパースです

plan


今回は交通事故による修繕のため保険が適用されます

そのため、基本的には現況に似た状態での復旧となります



こちらの家の前で交通事故が起きました

その際に事故車が敷地内へ突っ込んで来たわけです

それを阻止したのが門柱です

門柱がなかったら・・・

家そのものに車が突っ込んできたはずです



今回のような場合、保険でなおしますよね

せっかくなのでポジティブに考えましょう


保険でなおす、

そのメリットがこちら!

ついでに他の構造物の修繕ができるかも!

保険屋さんは最小限の修繕に留めようとしてきます

保険屋さんが「出ていくお金」を抑えたいのは

当然のことなので気持ちはわかります

しかし、門柱やブロック塀、フェンスに門扉にカーポート、

外構における構造物は

周りの物との関連の都合があったり、

基礎部分で関連していることが多いため

壊れた個所ピンポイントで修繕することは

逆に難しいのです



なので壊れた個所と併せて、

ついでに周りの構造物も

きれいにリフォームしてもらえるよう

外構業者さんに交渉してもらいましょう!

もちろん、過剰な考えは保険屋さんからNGがでますので

わがままがとおるギリギリのラインをついてもらいましょう

外構業者さんの交渉術の見せどころです!

このように保険屋さんだけでなく

まずは外構・造園業者にも相談してみてください



しかしやはり、デメリットもあります!

デザインが現況のままという点です

保険による工事の場合、現況復旧が原則です

これもまぁ、当然の話ですよね

なのでデザインは限られます

その中で交渉できる点は「材料」です

十年以上も前に完成した外構に使用されている資材と

同じ資材は今はほとんどありません

そのためどのような柄、色の資材を用いるか、

プランニングをしっかりとすれば

同じデザインでも新しい表情が出せます!



不幸な事故は嫌なものです

自分の敷地、構造物、家の顔が脅かされ、損傷したら・・・

しかしケガ人がいないのならば

ポジティブに考えて

盛大にリフォームしてしまいましょう!

(ー_ー)!!

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ほぼ一年ぶりの更新となります



この間に、僕が会社の代表に変わり、

経営における課題をより明確にし、

ひとつの大きな目標のために

たくさんの小さな目標をかかげ

がんばっていこう、と決意した次第であります




さて、「職人」という人柄・生き方にあこがれて

外仕事という世界を選んだわけですが

僕が優先すべきは「経営者」になることだと気づきました

会社の経営戦略だとか、健全な財務体系だとか

めざすこと、考えることがたくさんです


また、ガーデン・エクステリアにおける「デザイナーとしての意識」

というものを改めなくては、と思いたった今日この頃、、、

他のデザイナーさんみたく、まじめで為になるコラムで

お客様目線からアプローチしてみます




これからは「経営者」と「デザイナー」という2つのテーマから

情報発信のため、

また、弊社のHPに深みを持たせるため、

ブログをつづっていこうと思います
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岐阜県揖斐郡の【 ガーデンデザイナーのはら 】です!日々の出来事をもとに顧客目線でブログを綴っていきます!

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