冬季限定!元気の無い植木を甦らせる方法

テーマ:ブログ
奈良で雪が降ると、異常にテンションの上がる、
奈良の造園屋にしはら造園の西原です


植木屋をしていると、「なんだか植木に元気がない…」と、
このような相談をよく受けます。



良く聞いてみると、
「葉っぱがきれいに茂らない」
「花実がついていないのか、花があまり咲かない?」
「植木が枯れ始めた」などなど。



こういった場合、原因は色々考えられますが、
大抵の場合は以下の三つです。


1 花芽を切ってしまっている
2 土が原因
3 病害虫が原因


1は、剪定の時に、
花芽をきってしまったので花が咲かないという場合です。
これは植木自体に問題があるわけではないので、
剪定のやり方を変えれば花は咲きます。



2の病害虫は、曲者ですが、
病気や害虫の発生時期はある程度決まっています。
予防のために薬を撒けば、
虫の量や被害も少なくて済みます。



3の土が原因の場合、
土自体に植木に必要な養分が蓄えられていません。


どれだけ病害虫を駆除しても、土に栄養がないので、
植木は栄養失調で、元気がなくなってきます。


ひどい場合は土自体を入れ替えないといけなくなるなんてこともあります。
多くのお宅は、土そのものはそれほど悪くないのに、
なぜ植木に元気がないのか?というお悩みがあるようです。


そんな時、ある事をしてあげるだけで植木は元気を取り戻します。


そのある事と言うのが…寒肥(かんごえ)です!


寒肥をする事によって、
古くて元気の無かった植木も元気を取り戻し、
花実の付き方も変わり若々しくイキイキしてきます。


なぜ寒肥は効くのか?


植木は普通、寒い時期になると眠ってしまいあまり成長しません。
ところが、暖かくなってくると急に活動を始めます。


寒い時期に肥料を与えると、
肥料はゆっくりと分解して植物に良い状態で効き始めます。


暖かくなり、活動をし始めるタイミングに合わせて、
事前に肥料を与えるというわけです。


花や実のなる樹木では寒肥はとても大事な作業です。
なぜなら、寒肥は植木にとって一年分の元肥えともなるからです。


たっぷり与えるので、
効き目の穏やかな有機肥料(腐葉土・堆肥・油粕)が向いています。


こういった有機肥料は土壌を改良する効果がありますので、
長年植え替えをしない樹木や宿根草の肥料に適しています。


寒肥をすることで、驚くほど植木が元気になり、
綺麗な花を咲かすこともできるので、
もしあなたが今年こそは綺麗な花を咲かせたいと思ったら、
自分ですることもできるので、寒肥をしてみて下さい。
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コメント

  1. 2012/02/01 20:17
    初めまして
    詳しく 解りやすく良い勉強させて頂きました
    ありがとうございました

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奈良の造園(庭)・エクステリアのリフォーム専門業者です。草引きをしなくていいようにしたい。駐車違反にならないようにしたい。生垣の掃除をしなくていいようにしたい。玄関のアプローチの段差でつまずきそうで危険。ブロック塀が傾いて危険。などなど、、、ガーデニングをする時や、私生活でのお庭の悩みを解消する造園屋です。

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