職人のプライドはいいですが、現場監督のプライドはクソの役にも立たないと思います。

テーマ:マーケティング
タイトルを文章にしてみました。
相変わらず一貫性のないブログです。(笑)

さて、私は職人として、基本的に現場作業もしていたのですが、
外構が増えてきてからは、あまり作業はしなくなりました。
というか、現場回りが必要になったので、
庭の手入れなどの人工仕事が出来なくなったのです。
そして必然的に、現場では監督になりました。

ですので、外構に関しては、
それほど、現場作業の経験はありません。
ま、もちろん、現場にいる間は、
職人と一緒になんやかんやしていましたし、
多少の経験はしているとは思いますが、
外構職人とは言えないわけです。
どちらかというと、足手まといです。
セメント2袋とか、絶対に持ちませんし。(笑)

さて、監督をやっていると、
現場から文句が出たりします。
設計も私がやっていたので、
「全然図面通り出来ないよ~」
とか、言われるわけです。

そこで、このブログを読まれている現場監督さんに
アドバイスです。

職人さんの「出来ねぇ」は、ただの挨拶です。
ちょっと面倒だったり、
ちょっと図面と違ったり、
ちょっと雨が降ったり
ちょっと痒かったりするだけで、
「出来ねぇ」
と言います。

出来なくなくても「出来ねぇ」と、とりあえず言うんです。

だから、気にする必要はありません。
気にせず、
「わ~、そりゃ失礼、どうすれば出来る?」
と聞きましょう。
そしたら、大概、図面通りにやってくれます。

「出来るんだったら最初から黙ってヤレよ!」
というのは飲み込んで、
「さっすがぁ♪」
と言いましょう。

私の場合、
天然で現場が分からないことも多々あったので、
もう、堂々と、「だって、わっかんねぇんだもん」
というスタンスを貫いていました。
で、素直に、「どうすんの?どうすんの?」
と質問していました。

職人さんは、若造に指示されるのが嫌いです。
だから、「この通りにやってね」
ではイヤなんです。
なので、
「こういう図面書いちゃったんだけど、どうやったら納まる?」
と、教えを請うのが吉です。
昼休みにも、何でもかんでも質問しましょう。
教えを請う態度を見せると、
職人さんは許してくれるんです。
缶コーヒーだって、買ってきてくれるんです。(笑)

現場監督の仕事は、何でしょう?

まずは何が何でも、設計通りの施工をすることだと思います。
なぜなら、お客さんがその設計で契約してくれたからです。
もし施工に無理がある場合は、お客さんが納得する形で、
最良の代替案を提案することですよね。

これを達成するためには、
職人さんのプライドを尊重することが大切です。
そうすれば、だいたい、上手くいきます。
職人さんも力や知恵を貸してくれます。

時にキレそうになることもあるかもしれませんが、
監督のプライドなんかクソの役にも立ちません。
目的は、きちんと工事を仕上げることだからです。

自分のプライドを保つ事よりも、
お客さんの笑顔やお礼の方が、よっぽど価値がありますよね。
そのための我慢なら、なんてことないはずです。

が、が、が、
ハウスメーカーの監督って、プライド高いの多いですよね~。
どういう教育しているのかと、疑いたくなります。
いったいアンタは、どちらを向いていらっしゃるの?という感じです。

以前、大手メーカーの現場をやっていたとき、
そのメーカーの監督が、まさにプライド人間だったんです。
当然、現場もまとまっておらず、
当然、お客さんからもコテコテに嫌われていました。(笑)
私はお客さんに好かれていたので、(笑)
お客さんから「あの監督、ちょっとおかしいよねぇ」
と、チョコチョコ愚痴を聞かされ、
私も、その都度、「そうっすよねぇ~」
と激しく同意していました。(笑)

その後・・・
大手メーカーってのは、完了後にアンケートを採るらしく、
案の定、お客さんはアンケートで、
監督についてボロクソ書いたらしいのですが、
その中で、
「外構をやってくれた広川さんもおかしいって言っていた」
とも書いてしまったそうなんです。(笑)

その回答について、例の監督からメールが来ました。
「私がお客さんから嫌われたのは、広川さんの責任ではありませんか?」
ですって。
笑うしかありません。

一応、
「大変申し訳ございません。
監督さんのおっしゃっている意味が、私には全く理解できません。」
と、一言だけ返事を書いておきました。

ちなみに、外構はお客さんに喜んでもらたので、
私の監督としての仕事は、全うできたわけでして、
その上で、ちょっと大人げなく建築の監督をからかってみたのでした。

というわけで、思い出深い現場のお話でした。(?)


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コメント

  1. 2010/07/16 19:34
    読んでいて、うんうんと思わず、うなずいてしまいました。
    「何が仕事で、どうあるべきか。」を考えれば、必然的に仕事の取り組み方が見えてくるんですよね。

    今回もとてもためになりました。
    ありがとうございました。
  2. トップテクノさま

    コメントありがとうございます!
    誰しも自分が一番大切なわけですが、仕事に関してはお客さんあってこそですし、そこにきちんと注力できなければ、仕事なんてただの「生活のための犠牲」になってしまいますもんね。
    ご共感いただけてうれしいです。いつもありがとうございます。

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造園集客案内人 広川大介

コンサルティング会社を退社して植木屋を開業。最新のマーケティングノウハウを導入し、知識ゼロ・経験ゼロながら集客しまくる。そして、自らも現場で木に登りまくる。
その後、植木屋を譲渡し造園・エクステリア業界専門でホームページ作成を中心としたマーケティングのお手伝いを開始。
という変な経歴を持った現場の分かるマーケティングコンサルタントです。
業界誌「月間エクステリアワーク」に記事連載中です。

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