天然竹の御簾垣
天然竹の御簾垣(白竹)の取付が終了しました。
準備の過程からお伝えしていた垣根です。
高さ2m・総延長32mの現場でした。
こちらのお宅はもう30年位のお付き合いで、垣根も4回目の取替えになります。
御主人も今は仕事を退職されていて、今回初めて作業の様子が見れたので、
『ほぅ~、こうやって作っとったんか。結構大変なんだねぇ~。』とか『この竹はどうやって白くするの?』と興味津々の様子でした。
今回は天然竹かプラ竹か迷ったそうですが、完成した時には
『やっぱり庭との相性は天然のほうがええなぁ~。天然にしといて良かったわ!』と言ってみえました。
天然竹の垣根は年々減ってきているので、今回のような現場は施工する方も天然竹の良さを実感するいい機会でした。
庭への間口が狭いので、枠の運び込みが大変でした。
只今、準備中。 part2
ちょっと間があいてしまいましたが、(白竹)御簾垣の下準備の続編です。
今回は縦押さえを青竹の半割りで施工するので、5寸の竹を節止めにして切っていきます。
次に垣根の枠を作ります。高さ2mなので完成させると重量が重くなって運び込めなくなるので、ちょうど縄位置の所に竹をビス止めして枠を作っていきます。
写真を撮り忘れてしまって紹介できなかった作業もありますが、以上が下準備になります。
あとは現場での作業です。頑張って施工してきます。
只今、準備中。
昨日はいいお天気で暑いくらいだったのに・・・。
雨だと現場には行けませんが、店で次の物件の準備をしています。
今回は天然竹の御簾垣(白竹)の取付なので、柱も天然木を使用。まずは桧柱の加工から。
プレーナーを使い、きれいに削っていきます。削っていると作業場に桧のいい香りが漂います
次は、コーナー部や端部の柱のホゾ取り。
角ノミを使って快調に穴開けしていきます。
まずはここまでなんですが、天然竹の場合はアルミ柱を使うプラ竹の竹垣と違って、柱を作ることからスタートです。
まだまだ続きますので、頑張って作業してブログもUPしていきたいと思ってます。
黒竹【クロチク】でもイイですナぁ
天然黒竹の枝折戸と
四ッ目垣です。
「どうかな?」と思ったけど
なかなかどうして・・
「和風」っていうより
「エイジア」ですけど、
渋〜い感じがイイです。
近日中に取り付けにいきます。