岩橋造園日報（和歌山 植木屋）

-現場 和歌山市
-人数 1人

このマキ、数年前までは松のように本手入れでしたので、刈り込んでしまうのは残念なのですが、それでも比較的大きな木なので、仕上がると見応えあります。

今日は植栽の助っ人。常緑ヤマボウシ、クチナシ、アオキ、ヤブラン、ナデシコ、オタフクナンテン、ドウダンツツジ。ソテツ他は施設に既存の鉢植えを定植。珍しい形の景石はうちにあった在庫を投入。電灯の下には大きなネームプレートがくる予定。

-現場 海南市
-人数 2人

民家の屋根に被さっていた木の伐採です。写真の人物はいつも頑張ってくれてる若い？助っ人職人さんです。

-現場 海南市
-人数 1人

3年間無剪定で6ｍ以上に成長したゴールドクレスト3本を約2ｍの高さに揃えるという、なんとも痛々しい作業でした。しかもこの時期この暑さ、木に大きなダメージがあるのは間違いなく、枯れてしまう可能性も高いので通常は伐採の事例ですが、目隠しに残したいご要望と推察。お隣にもご迷惑で、限られたスペースではやむを得なく実行。最近よくあるケースですが、特にコニファー類を植えるときは後の成長をよく考慮する必要があります。植木は家族とともに同じ家で成長し、歴史を年輪に刻み、家族の記憶に寄り添うものです。大きくなりすぎて伐採では、あまりに悲しいと思うのです。植栽計画と定期的な手入れは必須です。

大阪天満に用があり、そのついでにずっと気になっていた國重刃物店に行ってみました。天神橋筋商店街にあり、大阪の植木屋さんならほぼ皆知っているんではないか？というくらい有名な刃物屋さん。偶然にも店内にいたお客さんが和歌山から来たそうで、料理人らしく刺身包丁を丁寧に吟味していました。

自分はというと、悩んで悩んで悩んだ結果、今使っているものより大振りで重いものを選びました。ちゃんと名前と日付まで彫ってくれました。ただ、この鋏どう見てもゴツイです！ですが、この逞しさに惚れました。これくらい頑丈だと少々粗い仕事にも耐えてくれそうです。極端に細かい仕事は違う鋏に持ち替えるとして、コイツがあれば毎年鋏を買わずに済むかもしれません。もう毎年買い替えることに疲れました。コイツが長く付き合える相棒でいてくれることを願います。