「山の民家の庭」の概要

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集落の最上部にあるこの民家は反対に、生物たちの息遣いが間近に感じられる位、里山の様々な影響を受ける。

それは、美しいメリットと不快なデメリットとあり、それぞれが100%の勢いで迫ってくる。都会や、人口の多い市街地等では到底考えられない程、何かが作用すると表現すればいいのか....(不明)

まず、私がこの物件にであったのは数年前、訳あってよく訪問しており、前住人から何かと相談を受けておりましたが、具体的なプランは見当たりませんでした。

それもそのはず、今までの私は農家さんのような、ある程度区画整理された物件や、きっちり境界線が設けられた住宅地エリアにて活動しておりましたから、あまりの差に頭がついていきませんでした。

しばらく時が過ぎ、前住人が移転するお話しを頂いた際に、現代では得られにくい住環境を認識していたものの、前回答えを出せずにいた課題に本気で取り組む事となりました。

まず庭造りの始めに、不形成な土地形状の測量に取り掛かり、高低差などの土木的な現況の把握と、天候や季節による影響の考察し、実際に使用してみて使い勝手を検証する事から始め、問題点と課題を整理しました。

①この物件に合い長所を伸ばすという課題。
②改善できる問題。
③改善出来そうだけど不透明な点が残って検証の継続が必要な問題。 
④物理的、合理的に、かつ私の力量ではかなわない問題。に仕分けました。

以降、作庭社の「一考」を順次綴ります。

■一旦不要なものが取り払われた時点。
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